「古賀さん、点滴交換しますねぇ~……っきゃあ!!」 シャー、とカーテンが開いて、看護師さんがやってきた。 と同時に幽霊でも見たのってくらいに叫ばれた。 ここ、病院だよね? お静かに? 「え?えっ?意識、戻ったんですか!?って、気がつかれてから勝手にどこか行ったんですか!?」 「え?いえ、まだ…どこにも…」 「だって、その恰好…っ、しかもそんなに汚れて、病院なのに困ります!おまけにその頭…っ!」 そう言われて、自分の指が泥汚れで真っ黒なのに改めて気づかされた。