「弥生、進めるか?」 「う…、ん、頑張る…っ」 「慎重になぁ!」 なんとか中ほどまで進んだあたりに中州みたいなところがあった。 「そこで一旦休もう」 昇さんの指示で中州に上がったあたしたちは、激流の中でしばしの休息をとることにした。 体がガチガチにこわばって、すごい筋肉痛の前触れみたいになっている。 ふんばれ、弥生。 「あど5mってとこが」 「そうだな」 「あんまり休むと却って疲労が溜まる。そろそろ行くぞ」 「うん」