「あーあ。ついてねぇや。せめてサルミに着いて、敵と一戦交えたかったぜ…」 「戦いたいの?」 「ああ、そうさ。男に生まれたからにゃぁ、この命の火が消える前に…鬼畜米英を1人でも多く葬る!それが帝国陸軍の男の死に様よぉ」 「死に、様…」 阿久津さんは悩んでたけど、山根さんは芯から軍人なんだなって、思った。 死に様、死に様かぁ…