「う、ううぅ」 「山根さん?」 「頭が、痛い……割れるようだ。助…けて、くれ…」 信じられないくらいにシャッキリしてた山根さんが、また元の具合に戻った。 しかも頭を抱えて横たわって、暴れまわってる。 どうしよう、すごく痛そうだよ… でもあたしはオロオロするしかできなかった。