愛は惜しみなく与う④

「お前ら最高だよ!課題のことはチャラにしてやるよ!」

チャラ!よかった。手伝えとか言われたらどうしよってソワソワしてた


「課題?」

「ん、ちょっと色々あって…」


それは帰り道で話すとする。
こんな感じで終わると思わへんかった。もっとややこしい事件か思った。

こんなんゆうたら皐月ちゃんに失礼か


加古が悪いやつちゃうかったから耐えたよな。


結局、頭悪い女が皐月ちゃんを駅で見かけて、また虐めようと思ったわけや。
それで、データは残ってないかと加古に電話をする。

ほんで加古は、烈火も祭りに来てることを知る。そこで久しぶりに泉とやれる!って思って祭りに来る。

ただ泉が相手してくれるかわからへんし、あたしを使ったわけ


加古、めちゃ泉のこと好きやん……


「ごめん。巻き込んで」

「これに関しては泉どうもできひんやろ」

「……何回か、タイマン張ってくれって言われてた。無視したけど」


笑うわ。めちゃ熱血やん…
黒蛇や帝王なんかよりも、断然強いやろうけどな