「蕪木!!」
加古の大きな声で泉は足を止め振り返った
「その女、弱点って言って悪かった!」
???
たしかにそう言われた。そう言われるのは嫌いやけど、でも仕方ないと思う
ただ…
「杏は弱点じゃないよ。そんな事一回も思った事ない。現にお前は、杏を使って俺をおびき寄せたけど、杏を使えたか?使えなかったろ。」
泉はそう言って、あたしの手を少しひいて加古の前にでた
「この子は、強いから」
そう言ってくれた
そんなあたし達をみて、やめたやめた!と加古は笑った
こいつ、悪いやつじゃないな。よかった
「本気でやってくれてありがとな」
「別に回りくどい事しなくても、いつでも相手してやるよ」
「あんたは?あんたも強いんだろ?また手合わせしてよ」
「あたし?全然ええけど…普通に勝っで?」
強そうやけど負けることはないな。
そう意気込むあたしに、杏はダメ!と泉に釘を刺される
とりあえず
「あの頭悪い女達に、今後一切、皐月ちゃんに構うなってゆうてくれへん?」
本題はこれやねん



