愛は惜しみなく与う④

「俺は、蕪木泉に復讐したい」


そ、うきたか

えっと、なんでやろ
昔のこと知らなすぎてピンともこん


「こいつらが、駅で皐月を見かけたって言って騒いでるから、もしかしてと思ったら、烈火も祭りに来てるし。
ちょうどいいタイミングで黒蛇も烈火に仕掛けようとしてたから、便乗させてもらった」


「ちょ、待って。凰牙は解散してるんやろ?もしかして、黒蛇のところにも、何人か送ってる?」


それのことを新はゆうてたんか?
だとしたら、泉達も把握してる?


「俺が声をかければ何人かは集まるよ。そんなことどうでもいいんだ。俺は蕪木が苦しむ顔を見たい」


「えー泉とタイマン張ったん、2年くらい前やろ?めちゃ根に持つやん」

男なら潔く引いてくれ。
泉も今更?ってびっくりしよるわ


「ハハハ。あんたの言う通りだ。俺は根に持ってる。いまだに負けたのが悔しい。だからあんたを人質にとりたい訳だ」

「はいそうですかーって言うと思う?」


あたし素直やけど、そんな馬鹿げた話、素直に頷かへんで?