愛は惜しみなく与う④

とりあえずお互い合流できたしもう大丈夫かな?
そう思ったら鈴ちゃんの彼氏が、ぷるぷると震え出した

えっと???


「泉さん!!!!ファンです!!!」


大きな声でバッと泉に右手を差し出す

ん?握手?てゆうかファン?
そんな男の子を見て、泉は数秒固まる


「ん、さんきゅ」


そういって、男の子の右手をちょんと触った。あ、そこは握手してあげへんにゃな?

でも男の子はうわーーと喜んでる

こういうファンもおるんや


「お姉さん、何者?」

「え?あたし?こいつらの保護者!」

そういうと、はぐれた奴がそれを言うなと泉に突っ込まれ、そしてもう少し開けた場所へ引きずられる


「もう!なによ!あ、気をつけや!ちゃんと手繋いどくんやでーーー!」


2人にそういうと、2人ともペコリと頭をさげた

「杏、イカ焼き食うか?」

「うん、食べるー!」


人助けも済んだことやし、次は腹ごしらえや!この匂い最高や!!!

「うっまーー!」

無事帰還した響も嬉しそうに頬張る。
すぐに泉が周りのみんなを蹴散らしてくれたらしい。さすが!