とは言ったものの、まぁ、自由にやろうぜーとゆるい2人

泉は、杏の問題が解決するまでは、好きだなんて伝えないって言ってました。
朔はどうでしょう？

朔は何かの勢いで言ってしまいそうな気もしますが



「新？杏が言ってたのほんと？」

「ん？何についてですか？」

「触ってたってやつ」

あぁ、それですね
少しお待ちを…と携帯を操作して、撮った写真を泉に送る


「携帯見てください」

ん？と不思議そうな顔をして携帯を開く泉

そして




「やべぇ…」



そう一言だけ呟いた

少しニヤついてるのがわかる


「お前写真のセンスあるな」

「褒められてます？まぁ、我ながらいいタイミングで撮れましたよ」


送った写真を再び見てみるが

どうみても、幸せそうなカップルに見えます。

小さな声で大事にすると言った泉


コンビニもそうですが、こんな泉は、他の人に見せれません。
近付き難いオーラがいいのに。

今目の前にいるのは、好きな女の子にベタ惚れのただの男


「さんきゅうな」


写真がよっぽど満足だったのか、笑顔のままご飯を食べ終えた