愛は惜しみなく与う④

いくらボディタッチが激しくても、淫乱女だとは思いません

杏が淫乱女なら、烈火のまわりで抱いてくれと毎日騒ぐ女性たちはどうなるんですか…


目の前であたふたする杏をみて、不覚にも可愛らしいなと思った

こういう染まってない感じが、男に受けるんでしょうか?


ギャハハハと馬鹿笑いする朔を、今にも殴りとばしてやると言わんばかの勢いで睨みつける杏の隣で

泉が目を開いた

そりゃまぁ、こんだけ煩ければ寝てられませんよね

杏も動いてましたし


寝起きでぼーっとしながらも、とりあえず近くにいる杏に手を伸ばす泉
そして杏に大丈夫だ。そう言い頭を撫でた


今度は逆ですか?


「泉、状況わかってます?」

とりあえず、なんとなくそう言ったであろう泉は、ん?と首を傾げている



「せや!あたしが泉のこと触ってたし、ビッチだか、淫乱だか訳の分からん話になってんねん」


そう勢い良く言うが、急にビッチだの淫乱だの、心配し出したのは杏ですけどね?

目の前の泉は余計頭の上にハテナマークが飛んでいる