愛は惜しみなく与う④

「あ、写真あがってたら、消しとけよ」

「あなたって人は…分かってたならあの場で撮るなって一言泉が言えばいいでしょう」


そうすればみんなビビって撮らないのに…


「さっきは、これ探すのに必死だった」


そう言って袋をチラリと私に見せて笑った。私に可愛さアピールしても無駄ですからね!?

まぁ写真が出回れば、消しますけども…


一方的に私だけ謎に疲れました。
そのあとは誰に会うこともなく、トラブルの電話もなく…平和に家につきました


帰り道、2人で心配していたことがあります。


「朔と響と杏か…」

「そうです。慧がいないんで、誰があの3人を止めるかってところですね」

「ま、飯食うだけだから、いくらあの3人でも、おとなしくしてるだろう」


ストッパー役を置いて行かなかったことを少しだけ後悔。

響は落ち着いてるはずなのに、朔といると、どうも小学生くらいのレベルになるので…

杏もノリノリの時は、ただの騒がしい女の子です


そんな心配をふわりとしながら帰れば

その予感は的中していました