愛は惜しみなく与う④

寝てる間に触るとか、淫乱や!なにあたしは、本人に触ったって暴露してん!

なんで恥ずかしい思いをせなあかんのや!


リビングから笑い声が

ええもん。このままもう寝るもん!!


鍵もかけてやったし、誰も入ってこれない。
握りしめていた携帯をみると、もう夜遅い

風呂入ろうと思ったのに…
まぁ今日はなにもしてないしええか
朝に入ろう


携帯のロックを外すと、さっきまで開いていた、新とのLINEの画面



「あたし、こんな顔して笑うんや」



新がふととった写真
そこに映る自分の顔に違和感


すんごい愛おしそうに泉の髪に触れる自分の顔を見て。
そして泉のすこし笑った寝顔をみて


ため息


あかんあかん
ほんま、疲れるわ


新からの送られてきた画像は保存しない

なんでかは、わからん
ただすこし恥ずかしかっただけ


眠りに落ちる寸前で


耳元で優しく『おやすみ』


そう聞こえた


鍵閉めたし、誰も入れへんはずやのに

そう思ったが眠気が勝つ


そのまま深い眠りに落ちた



お や す み


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