なんやろ。なんか、小っ恥ずかしい
あたしにもたれて眠る泉の口角はすこし上がって、微笑んでるように見える
そして髪をよけているあたしは、もうなんか、泉のあたまを撫でてるようにしか見えない
そんなあたしの顔も笑ってる
「いい写真」
「……あたしって、ボディタッチ激しい?」
「今更ですか?そんなこと気にしてたんですか?」
昔色々言われた。薔薇のみんなにも。杏はボディタッチが激しすぎると
自覚はなかった
殴るのも蹴るのもボディタッチやろ?違う?なんかコミュニケーションの一環として組み込まれてて、みんなが言う意味が理解できなかったけど
こうやって、はたから見ると、気にもせずした行動が、激しめのボディタッチに見える
あかんあかん
「こんなんやしビッチとか言われるんや」
ポツリとつぶやくと、掃除をしていた朔と目の前の新が爆笑した
いや、笑うところちゃうで?あたしの悩みやで?
「び、ビッチって言われんの?お前!やべ、腹痛え!ギャハハ」
「不意打ちすぎて、笑ってしまいました、す、すみません」



