頭を下げる志木さんの肩に触れる
分かるから
俺だって同じ気持ちだから
想像しかできないし、杏がどんな気持ちなんか、俺が理解してあげる事はできないけど…
これだけは分かるから
「妹の話は…何があっても、杏に知られないようにしましょう。それだけは、必ず」
壊れてしまうから
杏のすべての頑張りが
無駄になる瞬間だと思うから
復讐自体、無意味なものになってしまう
妹がどういう立場で、どう思ってるか、理解もしたくないけど…
でも
もし生きていて、杏を大事に思うのなら、こんな状況になる前に、姿を見せるはずだ。
死んだ事になっているまま、生きるなんて
そんなのできない
「なぁ、志木さん?」
「はい、なんでしょう」
「杏が…死んだなんて言うことは、ないですよね?」
自分でも何聞いてんだ。そう思う。
だって目の前に杏はいるから。
あの日、俺を路地裏で助けてくれたから。
俺のそばで笑ってくれたから。
そんなこと言うのは馬鹿げているし、質問として成り立っていない。
そんなことは分かってるけど
自分の中で押し留めておけなくて、聞かざるを得なかった
分かるから
俺だって同じ気持ちだから
想像しかできないし、杏がどんな気持ちなんか、俺が理解してあげる事はできないけど…
これだけは分かるから
「妹の話は…何があっても、杏に知られないようにしましょう。それだけは、必ず」
壊れてしまうから
杏のすべての頑張りが
無駄になる瞬間だと思うから
復讐自体、無意味なものになってしまう
妹がどういう立場で、どう思ってるか、理解もしたくないけど…
でも
もし生きていて、杏を大事に思うのなら、こんな状況になる前に、姿を見せるはずだ。
死んだ事になっているまま、生きるなんて
そんなのできない
「なぁ、志木さん?」
「はい、なんでしょう」
「杏が…死んだなんて言うことは、ないですよね?」
自分でも何聞いてんだ。そう思う。
だって目の前に杏はいるから。
あの日、俺を路地裏で助けてくれたから。
俺のそばで笑ってくれたから。
そんなこと言うのは馬鹿げているし、質問として成り立っていない。
そんなことは分かってるけど
自分の中で押し留めておけなくて、聞かざるを得なかった



