あたしおらんなったって、朔が騒いだら、泉達が飛んでくるから、大人しく待つ
大事にアイスを食べていても、もう無くなっちゃう。
一個しか残ってなかったことにして、証拠隠滅しよかな?
今食べてるやつ食べ終わって、ゴミ捨てれば…アイス一個しかなかったゆうて、あたしもう一個食べれるやん!
ラッキー
なんて考えてると、あたしを指差して近づく影があった
「俺らの探してたアイスじゃん!!」
チャラチャラした男2人があたしを指差して…というか、あたしのアイスを指差して大きな声を出す
「今買いに来たら売り切れてたんだけど、ひと口くれない?」
ニヤニヤ笑う男が鬱陶しいから、残ってたアイスをひと口で全部口の中に入れた
つめた…
「はい、ほなゴミでも捨てといて?」
あ、やば。そんなこと言うつもりもなく、穏便に済まそうとしたのに、気づいたら口が動いてた。
すーぐ人を煽る癖なんとかせな
「は?可愛いからって調子乗んなよ!!」
……?褒められた!
可愛いからってってさ!
ありがとうありがとう
最近、可愛いなんかこれっぽっちも言われへんから、忘れてた
「あたし、それなりに可愛いねん」
大事にアイスを食べていても、もう無くなっちゃう。
一個しか残ってなかったことにして、証拠隠滅しよかな?
今食べてるやつ食べ終わって、ゴミ捨てれば…アイス一個しかなかったゆうて、あたしもう一個食べれるやん!
ラッキー
なんて考えてると、あたしを指差して近づく影があった
「俺らの探してたアイスじゃん!!」
チャラチャラした男2人があたしを指差して…というか、あたしのアイスを指差して大きな声を出す
「今買いに来たら売り切れてたんだけど、ひと口くれない?」
ニヤニヤ笑う男が鬱陶しいから、残ってたアイスをひと口で全部口の中に入れた
つめた…
「はい、ほなゴミでも捨てといて?」
あ、やば。そんなこと言うつもりもなく、穏便に済まそうとしたのに、気づいたら口が動いてた。
すーぐ人を煽る癖なんとかせな
「は?可愛いからって調子乗んなよ!!」
……?褒められた!
可愛いからってってさ!
ありがとうありがとう
最近、可愛いなんかこれっぽっちも言われへんから、忘れてた
「あたし、それなりに可愛いねん」



