そしてここからは、あたしの感情を爆発させるとするならば…
「とりあえずあんた、家行くまでに一回殴らせてくれへん?」
泉が引きずる大和を見る
話聞いてても鬱陶しかった奴
自分も同じような扱い受けてたなら、もっとできることがあったはずや
ま、子供やしな、その時は
仕方がないのかもしれへん
でもあたしは、朔の友達やから
「あんたのその時の気持ちとかどーでもええねん。あたしは」
こいつが朔のお母さんの写真を取り上げたのも聞いた。それがなかったら泉にも会えてへんかったかもしれへんとか
そんな事は今は考えへん
でも…むかつくもんは、むかつく
「…なんだ?何にキレてんだ?こっちだって兄さんが突然、蕪木に連れて行かれて、迷惑したんだ」
「は?迷惑してたのは俺だよ」
朔は眉をひそめて言う
泉は何故だか、少し困った顔をした。
どうしたんやろか
でもすぐに理由がわかった
「お前が…兄さんを連れて行ったから、今度は俺が殴られるようになったんだ!!!」
大和は、朔よりも泉を睨んでそう叫んだ
「とりあえずあんた、家行くまでに一回殴らせてくれへん?」
泉が引きずる大和を見る
話聞いてても鬱陶しかった奴
自分も同じような扱い受けてたなら、もっとできることがあったはずや
ま、子供やしな、その時は
仕方がないのかもしれへん
でもあたしは、朔の友達やから
「あんたのその時の気持ちとかどーでもええねん。あたしは」
こいつが朔のお母さんの写真を取り上げたのも聞いた。それがなかったら泉にも会えてへんかったかもしれへんとか
そんな事は今は考えへん
でも…むかつくもんは、むかつく
「…なんだ?何にキレてんだ?こっちだって兄さんが突然、蕪木に連れて行かれて、迷惑したんだ」
「は?迷惑してたのは俺だよ」
朔は眉をひそめて言う
泉は何故だか、少し困った顔をした。
どうしたんやろか
でもすぐに理由がわかった
「お前が…兄さんを連れて行ったから、今度は俺が殴られるようになったんだ!!!」
大和は、朔よりも泉を睨んでそう叫んだ



