ドケ
それだけ言って俺の手を引いて家の中にズカズカと入っていく
待てよ!
俺の声なんて聞こえないのか、一切止まらない
『騒がしいな。またあいつか?』
声で気づいたのか父親がリビングから顔を出す。そして、俺と泉をみて、明らかに不機嫌な顔になった
俺は家に友達なんて連れてきたことはない
こいつは友達でもないけどさ
てゆうかまじでこいつ!!!
俺の手を掴む力が強すぎる
『誰だい君は』
『……虐待してんのか?いつからだ?』
『お、おい待てよ』
こんなこと今まで無かったから。
誰かがこの腐った家族に口を出すことなんて、今まで一度もなかった
俺の虐待を問いただしてくれる奴なんていなかった
だから俺はどう反応すればいいのか分からなかった
『…礼儀のなってない子だね。出て行きなさい』
『何言ってんだよ。言われなくても出て行く。だから荷物取りに来たんだ』
『君1人で、出て行くんだ。朔!!!』
大きな声で名前を呼ばれ、身体がビクつく
そして低い声で続けた
『家の中に入れ』と
それだけ言って俺の手を引いて家の中にズカズカと入っていく
待てよ!
俺の声なんて聞こえないのか、一切止まらない
『騒がしいな。またあいつか?』
声で気づいたのか父親がリビングから顔を出す。そして、俺と泉をみて、明らかに不機嫌な顔になった
俺は家に友達なんて連れてきたことはない
こいつは友達でもないけどさ
てゆうかまじでこいつ!!!
俺の手を掴む力が強すぎる
『誰だい君は』
『……虐待してんのか?いつからだ?』
『お、おい待てよ』
こんなこと今まで無かったから。
誰かがこの腐った家族に口を出すことなんて、今まで一度もなかった
俺の虐待を問いただしてくれる奴なんていなかった
だから俺はどう反応すればいいのか分からなかった
『…礼儀のなってない子だね。出て行きなさい』
『何言ってんだよ。言われなくても出て行く。だから荷物取りに来たんだ』
『君1人で、出て行くんだ。朔!!!』
大きな声で名前を呼ばれ、身体がビクつく
そして低い声で続けた
『家の中に入れ』と



