わけわかんねぇ
わけわかんねぇ
わけわかんねぇ
頭の中はそれしかなかった
ついこの間助けてもらって、家の前で死にかけて俺を見つけて
そして死のうと思っていた今日
また目の前に現れた
『お前、名前なんだっけ』
は?忘れてんのかよ
答えようにも涙が止まらなくてうまく話せない
『……まぁいいや。これから時間はあるし、ゆっくり話してよ』
米俵を担ぐかのように俺は泉に担がれている。その間何も話さずただ泣いた
身体中いたいし、吐いたばかりで口の中も気持ち悪い
そして着いた
そう言った場所は、俺の大嫌いな家だった
帰りたくない家
ストンと道路に下ろされる
家には明かりがつき、時間的にも3人揃って飯を食ってる時間
『お前いつも1人で飯食ってんの?』
『…無かったら、食わない。それか少し前まではパクってた』
生きるために、なんて都合のいい言い方はしない。餓死しそうな時は、教わった万引きをしていた。最低だけど
そこまでして生きたかったかと聞かれると
正直答えられない
わけわかんねぇ
わけわかんねぇ
頭の中はそれしかなかった
ついこの間助けてもらって、家の前で死にかけて俺を見つけて
そして死のうと思っていた今日
また目の前に現れた
『お前、名前なんだっけ』
は?忘れてんのかよ
答えようにも涙が止まらなくてうまく話せない
『……まぁいいや。これから時間はあるし、ゆっくり話してよ』
米俵を担ぐかのように俺は泉に担がれている。その間何も話さずただ泣いた
身体中いたいし、吐いたばかりで口の中も気持ち悪い
そして着いた
そう言った場所は、俺の大嫌いな家だった
帰りたくない家
ストンと道路に下ろされる
家には明かりがつき、時間的にも3人揃って飯を食ってる時間
『お前いつも1人で飯食ってんの?』
『…無かったら、食わない。それか少し前まではパクってた』
生きるために、なんて都合のいい言い方はしない。餓死しそうな時は、教わった万引きをしていた。最低だけど
そこまでして生きたかったかと聞かれると
正直答えられない



