俺が倒れたら、何事もなかったかのように、家に入り父親と大和の姿も見えなくなった
大和が学校に行って
2人が仕事に行ったら
家の中にはいろう
もしかしたらまだ他の写真が残ってるかもしれないし…
全部燃えてなかったら、繋げれば元に戻せるかもしれない
もう俺の中でそれだけが…お母さんの存在だけが、支えになっていた
だって愛されてたから
俺に唯一愛をくれた人だから
忘れるなんてできないんだよ
静まった家に入りリビングをみるが、写真の残骸もないし、なんなら昨日暴れた跡も残っていない
俺なんて居なかったみたいに、跡形もない
『はは…ほんと笑えるよ』
俯きながら蔵へ向かおうとした時、異変に気付いた
何の臭いだ?そう思い蔵の方へ早歩きすると、目眩のする光景が飛び込んできた
『なにしてんだよ!』
そう叫んだけど遅い
あの女がニコリと笑い、引っ越しの時に持ってきた、少ない俺の荷物を
燃やしていた
あの中には思い出が
辛かったけど、お母さんとの思い出のつまったものも、残ってるのに!!
大和が学校に行って
2人が仕事に行ったら
家の中にはいろう
もしかしたらまだ他の写真が残ってるかもしれないし…
全部燃えてなかったら、繋げれば元に戻せるかもしれない
もう俺の中でそれだけが…お母さんの存在だけが、支えになっていた
だって愛されてたから
俺に唯一愛をくれた人だから
忘れるなんてできないんだよ
静まった家に入りリビングをみるが、写真の残骸もないし、なんなら昨日暴れた跡も残っていない
俺なんて居なかったみたいに、跡形もない
『はは…ほんと笑えるよ』
俯きながら蔵へ向かおうとした時、異変に気付いた
何の臭いだ?そう思い蔵の方へ早歩きすると、目眩のする光景が飛び込んできた
『なにしてんだよ!』
そう叫んだけど遅い
あの女がニコリと笑い、引っ越しの時に持ってきた、少ない俺の荷物を
燃やしていた
あの中には思い出が
辛かったけど、お母さんとの思い出のつまったものも、残ってるのに!!



