馬鹿だなと言いたげな顔
殴ってやりたかったけど、そんな力もなかった

その後高熱が出たが病院になんてもちろん連れて行ってもらえない。

虐待がバレるから

そんなことどうでもいいから、このしんどさを何とかしてくれ。

熱も引いて、普通に生活をしようとしても、相変わらず誰も俺を見ない。

俺のことを見る時は


決まって暴力を振るう時だけだった


そんな生活が2.3年続いた。もちろん俺は学校にも行かない事が多くなり、勉強なんてさっぱりだった

だけど
学校側も何もいってこなかった
面倒なことに首を突っ込みたくなかったんだろうな。


何もしなければ基本は存在はないものとして扱われるだけ。
だから俺は

家の外に出ても何も言われなかった


外に出て

小学3年生になった俺は
上級生のやんちゃな奴らや、中学生にまじり、遊んだ

みんな親に迷惑をかけるかも、その中で悪いことをする。というのにハマっているのかもしれない。

俺はただ


俺を見てくれる人の所にいたかった

だってこのままじゃ

俺は、存在していないのと、同じなんじゃないかって思ってしまうから