その通りや
泉が言った通り
朔はまだ過去から目を背けてる
ま、あたしは人の事は言えない身や。泉はパパちんと仲直りして、前を向いてる
でも、あたしも朔も
過去で止まってる
気持ちが、感情が、その時の想いが
誰にもぶつけれずにいる
朔の言う、毎日楽しい幸せということの中に、きっとあたしも入ってるから
「仲間なんていらん思ってたけど、ここに来て朔達に出会えて、あたしも幸せやで」
だから
あたし達が朔を大事に思う気持ちは、何があっても変わらないから…
「杏がさ、サトルのこと殺すつもりでナイフで刺したって言ってたじゃん?」
「うん?」
朔が何を言いたいのか分からず、首を傾げる
「俺さ、その話聞いた時なんとも思わなかったんだよ。むしろ、その時俺も一緒にいてやれたらって思った」
でもさ?
その後に朔は笑って言った
「人を殺すつもりで刺したって、普通にやべぇじゃん?知らねー奴がそんな事してたら、きっと俺、普通に引いてると思う」
えっと?
朔笑ってるけど、ここ、あたしも笑うところ?
泉が言った通り
朔はまだ過去から目を背けてる
ま、あたしは人の事は言えない身や。泉はパパちんと仲直りして、前を向いてる
でも、あたしも朔も
過去で止まってる
気持ちが、感情が、その時の想いが
誰にもぶつけれずにいる
朔の言う、毎日楽しい幸せということの中に、きっとあたしも入ってるから
「仲間なんていらん思ってたけど、ここに来て朔達に出会えて、あたしも幸せやで」
だから
あたし達が朔を大事に思う気持ちは、何があっても変わらないから…
「杏がさ、サトルのこと殺すつもりでナイフで刺したって言ってたじゃん?」
「うん?」
朔が何を言いたいのか分からず、首を傾げる
「俺さ、その話聞いた時なんとも思わなかったんだよ。むしろ、その時俺も一緒にいてやれたらって思った」
でもさ?
その後に朔は笑って言った
「人を殺すつもりで刺したって、普通にやべぇじゃん?知らねー奴がそんな事してたら、きっと俺、普通に引いてると思う」
えっと?
朔笑ってるけど、ここ、あたしも笑うところ?



