「俺は大丈夫。それより早く手当てしてくれ」
もう話すことはないから
今更何を話せばいい?
決着をつけたかったけど、それは俺がいつまでも、過去に囚われてるから
こうやって、いま同じように隣に立ってくれる仲間が俺にはできた
それで充分なんだ
俺のことで泣いてくれる奴もいる
それでいいじゃん
俺はいま幸せだから
あんな日のことを、思い出したくない
ただそんな俺の表情を見て、言わんとすることが分かったのか、杏は再び下を向いてしまった
もう話すことはないから
今更何を話せばいい?
決着をつけたかったけど、それは俺がいつまでも、過去に囚われてるから
こうやって、いま同じように隣に立ってくれる仲間が俺にはできた
それで充分なんだ
俺のことで泣いてくれる奴もいる
それでいいじゃん
俺はいま幸せだから
あんな日のことを、思い出したくない
ただそんな俺の表情を見て、言わんとすることが分かったのか、杏は再び下を向いてしまった



