そんなこと
わかってる
なんなんだろうな、俺は
なんで一人で飛び出したんだろ
どうして、みんなに大和から連絡が来たこと言わなかったんだろ
信用してるのに
大事なのに
なんで一人で動いてしまったんだろう
「ちょっと、まさか、君が兄さんの大事にしてる女の子?」
この空気に割って入るかのように、大和は俺たちに少し近づいてくる
杏は兄さんと呼んだ大和にピクッと反応して、少し後ろに視線を向けた
大和以外の奴らは、地面に伏せている
泉も…
きてくれたんだ
身体がいてぇ
「杏…!」
殴られて言葉を発するのも痛い
大和の方へ視線だけではなく、身体ごと向けた杏に、必死に手を伸ばす
どこかへ行ってしまう気がした
俺の手は杏に届かなかった
空を切り
虚しく腕が落ちる
「立て、朔」
力強い声で杏は言い、掴めなかった俺の腕を引き上げた
女の力とは思えない強い力
身体中痛いけど、杏に引っ張られて、自然と杏の隣に立つ形になる
目の前には大和
わかってる
なんなんだろうな、俺は
なんで一人で飛び出したんだろ
どうして、みんなに大和から連絡が来たこと言わなかったんだろ
信用してるのに
大事なのに
なんで一人で動いてしまったんだろう
「ちょっと、まさか、君が兄さんの大事にしてる女の子?」
この空気に割って入るかのように、大和は俺たちに少し近づいてくる
杏は兄さんと呼んだ大和にピクッと反応して、少し後ろに視線を向けた
大和以外の奴らは、地面に伏せている
泉も…
きてくれたんだ
身体がいてぇ
「杏…!」
殴られて言葉を発するのも痛い
大和の方へ視線だけではなく、身体ごと向けた杏に、必死に手を伸ばす
どこかへ行ってしまう気がした
俺の手は杏に届かなかった
空を切り
虚しく腕が落ちる
「立て、朔」
力強い声で杏は言い、掴めなかった俺の腕を引き上げた
女の力とは思えない強い力
身体中痛いけど、杏に引っ張られて、自然と杏の隣に立つ形になる
目の前には大和



