「ばーか」 ニヤリ、と小鳥遊くんが笑った。 はっ! またからかわれた! むかつく! 「もう、バカ! 助けてくれて嬉しかったのに!」 「お前、警戒心が足らないんだよ。今だってほら」 「きゃ」 急に肩をつかまれて、私はベッドに倒れ込んでしまった。 そうだった。 私、知ってる人とはいえ男の人とホテルにいるんだった。