「小鳥遊、自分のことイケメンって今サラリと言ったよな」 「言った」 「思ってねえよ! 周りがいうから」 「きゃーいけめーん」 「バーカ」 いつからこんなに仲が良いんだろう。 全く接点なんてないと思っていた男子が小鳥遊くんを茶化して3人で盛り上がっている。 「で、2人はいつから付き合ってるの?」 「え? うちら?」 私と小鳥遊くん、そう見えるんだ。 「つ、つきあってないよ! ねえ小鳥遊くん」 「まじで?」