強張った体はピクリとも動かない。 でもまぁ抵抗しないって事は、まんざら嫌って訳でもないだろう。そう思っていた俺に届いたのは震える声で……。 「これも……私の仕事ですか?」 お前の……仕事?? まさか それはひょっとして、社長命令で変な男の所へ連れて行かれ、体を奪われた……そんな事を考えてるとか?? しょうがねぇ。 「普通は喜んでもらえるんだけど」 深い意味は無い。そう伝えたかった俺はここで更に墓穴を掘ってしまい……