「いらっしゃいませ~」 休み中のアルバイトらしい高校生らしき声に迎えられると、3人ぐらい並んでいる列の後ろに続く。 あったかいコーヒーとサンドイッチでも買ってまた部屋に戻ろう……そんな事を考えていた俺の背中を、不意に誰かがつついた。 「ん?」 「久しぶりじゃないですか……掟破り君」