そうして2日後の迎えた早朝。 朝の便で戻ってきた千里は、早速俺に会えるとでも聞いたのか早朝にも関わらず息を切らして部屋へとやって来た。 「本当に、戻って……来たんだ」 零れそうに瞳を潤ませて、抱きつこうとする体をそっと外すと 「え?」 突然遠ざけられた体に戸惑いを隠せない千里の顔が、悲しそうに曇って行く。 「ちょっと見て?」