「実は……この部屋のあり方自体を変えられないかって思ってるんだ」 どういう意味か分からない、と困った顔をする詩織に更に続ける。 「体のケアは専門のマッサージ師かなんかに頼んで、ここで話を聞いたりするだけでも心のケアは出来るんじゃないかって」 考えたプランを一生懸命話せば話すほど、実現出来んじゃないかって気になってくるのは詩織が与えてくれる力なのかもしれない。 「それ、いいかもしれないね」 うんうんと頷きながら話を真面目に聞いてくれる詩織に一番伝えたい事。 それは……