麗羅自分の言葉を、反すうするように、そうよ、とうなずく。 「気づいてないなら教えてあげたほうがいいよね。そのほうが本人のためだもん。ねぇ、由愛も協力してくれる?」 麗羅がチョコレートが溶けそうな甘ったるい声で問いかける。 「もちろん。だって麗羅ちゃんは由愛の親友だから」 マシュマロのような柔らかい声で由愛が言う。 「由愛、ありがと。さーて、どうやって教えてあげようかな」 八重歯をのぞかせて笑う麗羅の目はギラギラと輝いていた。