復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜

「ーーんな、環奈?」

雅彦が心配そうに顔をのぞきこんできていた。

黒染めが落ちてき、ほんのり茶色いがかった雅彦の髪の毛が、環奈のほほをくすぐるように撫でた。

思い出にふけていて、ぼうっとしていたようだ。

「な、なんでもないよ」

唇が付きそうな気がして、環奈は慌てて離れた。

付き合った初日に抱きしめ合ってから、手もつないでいないせいか、近づいただけで心臓が痛くなるほど高鳴ってしまう。

「入学式に緊張してる?」

雅彦が優しくきいてくる。

「うん、ちょっとね」

環奈はうなずきながら答える。