まぶしい笑顔でお礼を言われ、環奈のほほは熱くなった。
私のあの日の気持ちが雅彦にちゃんと届いていたんだ。よかった、あの時勇気を出していて本当に良かった。
「名門校じゃないけど高校でまたサッカー部に入りたいと思って、学校を休んでいる間、ずっと家で勉強していたんだ。
そしたら、スポーツ推薦で入部をしたら学費が大幅に免除されると言う私立高校があってそこを受験して合格したんだ」
「えっ、それってもしかして」
うん、と雅彦がゆっくりとうなずく。
「藤原さんと同じ高校だよ」
「そうなんだ!じゃぁ高校に行ってもよろしくね」

