緊張が解けた環奈はよろめき、なんとか机にしがみついた。 怖かった……だけど、ちゃんと伝えられた。 ほとんど話したことのない雅彦に、なぜこんなことをしたのか自分でもよくわからない。 夕日に包まれる教室で、環奈は涙をふいたのだった。