復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜

試合中に足をケガしてしまい、手術をしたのだ。クラスは違っていたが、風の噂で環奈の耳にも届くほどだった。

雅彦は有名私立高校にサッカーの推薦で入るように話が進んでいたが、ケガのせいでそれが絶望的になったという。

二学期になり、隣にクラスの雅彦を見かけた。

机の横には松葉杖が置かれている。
ほおづえをつく表情は暗く、休み時間で賑わう教室の中でポツンとしていた。

少し前まではクラスの中心で太陽のように明るかったのに。

もしかしたら、と環奈は思った。

もしかしたら、昔の私と似ているのかもしれない。
両親を亡くして、周りに気を使い、息苦しくなり、一人でいることを選んだ私と。