復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜

勇吾にあいさつをして、環奈は入院室を出た。

そろそろ雅彦のリハビリが終わる頃だ。

病院の中庭のベンチに雅彦は座っていた。リハビリ用の杖を使い、ここまで来てくれたのだ。

「寒くなってきたね」

環奈はそう言いながら、雅彦の隣に腰かける。

「そうか? おれはリハビリしすぎて暑い。ひとりだけ常夏気分だ」

「汗かいてるよ」と環奈は笑った。
他愛のない話をしながら。環奈は幸せを噛みしめる。

冷たい冬の風、雲ひとつない青空、雅彦の笑顔。すべてがキレイだ。

「あー早く退院して学校に行きたいな」

雅彦が、悔しそうにつぶやく。

「焦らないの」と環奈は諭す。

「だって……」と雅彦の顔に不安の色がよぎっている。