復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜

もし、私も両親を亡くしていなくて、普通に過ごしていたら、みんなと仲良くなれたのかな……。

毎日明るく全力で生きているクラスメイトの女子を見ると、うらやましく思うときがある。

スマホだって本当は欲しいけど、月額代が高いから、ガラケーで我慢している。バイトもできない年齢なので、まどかに払ってもらうのが申し訳ないからだ。

クラスでガラケーを使うのは環奈ぐらいで、みんなスマホを持っていた。
 
両親の死から、環奈の心は大人になったが、甘えたいのに甘えられず、そこだけ子供のように泣き虫な部分が残っており、よく心の中で色々考え込むことがあった。
そんな思いを振り払うように雑巾がけをしていると、「あれ」という男子の声が教室の入り口からきこえ聞こえた。