「がんばってね〜」と由愛が軽い調子で声をかけてくる。
きゃはは……と笑いながら麗羅たちは去っていった。短い時間だが嵐のあとのように、心はズタズタだ。
美玖は絶望した。
麗羅の言うことをきいてもきかなくても、待っているのは地獄だ。
だが、美玖は恐ろしくて麗羅に逆らうことができず、放課後、環奈にウソをついて、ひとりになり、図書室で雅彦を呼び出すための手紙を必死に書いた。
【環奈のことで大事な話があります。雅彦くん、放課後に体育館裏のトイレに来てください。本田美玖】
体育館裏のトイレと指定したのは、人気がないので、見られる心配がないと思ったからだ。
それをベンチに置いてあった練習中の雅彦の荷物にそっと置いた。
きゃはは……と笑いながら麗羅たちは去っていった。短い時間だが嵐のあとのように、心はズタズタだ。
美玖は絶望した。
麗羅の言うことをきいてもきかなくても、待っているのは地獄だ。
だが、美玖は恐ろしくて麗羅に逆らうことができず、放課後、環奈にウソをついて、ひとりになり、図書室で雅彦を呼び出すための手紙を必死に書いた。
【環奈のことで大事な話があります。雅彦くん、放課後に体育館裏のトイレに来てください。本田美玖】
体育館裏のトイレと指定したのは、人気がないので、見られる心配がないと思ったからだ。
それをベンチに置いてあった練習中の雅彦の荷物にそっと置いた。

