月のように静かな環奈と太陽のように明るい雅彦は中学校という場所で絶対に交わることはない対のような存在で、同じクラスになってもしゃべったことはなかった。
初めて雅彦と会話をしたのは、中学二年生の一学期のことだった。
環奈たちの班が放課後の掃除当番だったのだが、待てど暮らせど誰も来ない。
きゃあきゃあ、とグラウンドから黄色い悲鳴があがっていたので、窓から覗いてみるとサッカーの練習試合が行われていた。
初めて雅彦と会話をしたのは、中学二年生の一学期のことだった。
環奈たちの班が放課後の掃除当番だったのだが、待てど暮らせど誰も来ない。
きゃあきゃあ、とグラウンドから黄色い悲鳴があがっていたので、窓から覗いてみるとサッカーの練習試合が行われていた。

