しかし、環奈が投げた物は、空っぽのスマホのケースだった。
証拠のSDカードが入ったスマホは、しっかりと握りしめている。
環奈は木村が気を取られたすきに、曲がり角を突っ切った。
たまたま目についた教室の戸が少し開いていたので、そこに滑りこむように入った。
そっと戸を閉める。
どうやら空き教室のようで、運動会や文化祭の小道具が四隅に置いてある。中央は空間があり、環奈はそこで息を潜めるようにして隠れた。
呼吸を整えていると、十字架が熱くなった。
きっと木村の罪だ。
環奈は肩で息をしながら、十字架を握りしめた。
証拠のSDカードが入ったスマホは、しっかりと握りしめている。
環奈は木村が気を取られたすきに、曲がり角を突っ切った。
たまたま目についた教室の戸が少し開いていたので、そこに滑りこむように入った。
そっと戸を閉める。
どうやら空き教室のようで、運動会や文化祭の小道具が四隅に置いてある。中央は空間があり、環奈はそこで息を潜めるようにして隠れた。
呼吸を整えていると、十字架が熱くなった。
きっと木村の罪だ。
環奈は肩で息をしながら、十字架を握りしめた。

