※※※※※※※
麗羅と美玖は二階の女子トイレの手洗い場にいた。
真紀が壊してしまったので、一階のトイレは使用禁止になったためだ。
麗羅は、真っ赤なグロスを塗り、メイクの仕上げをしていた。その横で、美玖が緊張した面持ちで突っ立っている。
「やだ、そんな顔しないでよ。私らもう親友でしょ?」
鏡ごしに美玖を見ながら、からかうような口調で麗羅が言う。
「だって……」
美玖は、手をもじもじさせながら、うつむく。
「わかってるだろうけど、藤原環奈のところに戻ったら許さないからね。その時はどうなるかわかってるでしょ?ぜーんぶバラしてやるからね」
麗羅が低い声で言うと、美玖がびくっとした。
麗羅と美玖は二階の女子トイレの手洗い場にいた。
真紀が壊してしまったので、一階のトイレは使用禁止になったためだ。
麗羅は、真っ赤なグロスを塗り、メイクの仕上げをしていた。その横で、美玖が緊張した面持ちで突っ立っている。
「やだ、そんな顔しないでよ。私らもう親友でしょ?」
鏡ごしに美玖を見ながら、からかうような口調で麗羅が言う。
「だって……」
美玖は、手をもじもじさせながら、うつむく。
「わかってるだろうけど、藤原環奈のところに戻ったら許さないからね。その時はどうなるかわかってるでしょ?ぜーんぶバラしてやるからね」
麗羅が低い声で言うと、美玖がびくっとした。

