仕事がなにより大好きのまどかは料理や掃除といった家事全般がまるでだめで、環奈は自然と家事を覚えていった。
「環奈はいつでもお嫁に行けるよ」
環奈の得意料理の唐揚げとポテトサラダをほおばりながら、まどかが褒めてくれたことを思い出す。
まどかとの毎日は穏やかな水面のように、過ぎていた。
そんな平穏な日々は、環奈が中学3年になり、高校入学の進路が具体的に決まりだした時期に大きく変わってしまった。
建設会社で働くまどかに転勤の辞令が出たのだ。転勤先は東北で、まどかは浮かない顔をしていた。
環奈とまどかは何度も話し合いを行い、結論を出した。まどかは単身で東北へ転勤して、環奈はこの家に残り、地元の高校に入学すると。
環奈もたくさん悩んだ。
「環奈はいつでもお嫁に行けるよ」
環奈の得意料理の唐揚げとポテトサラダをほおばりながら、まどかが褒めてくれたことを思い出す。
まどかとの毎日は穏やかな水面のように、過ぎていた。
そんな平穏な日々は、環奈が中学3年になり、高校入学の進路が具体的に決まりだした時期に大きく変わってしまった。
建設会社で働くまどかに転勤の辞令が出たのだ。転勤先は東北で、まどかは浮かない顔をしていた。
環奈とまどかは何度も話し合いを行い、結論を出した。まどかは単身で東北へ転勤して、環奈はこの家に残り、地元の高校に入学すると。
環奈もたくさん悩んだ。

