「もしもし、環奈ちゃん」
雅彦の母の声が疲れ切っており、か細い声だった。
「おばさん、雅彦は、雅彦は大丈夫なんですか?」
環奈はスマホを握りしめながら、もどかしい思いできいた。
「落ち着いて聞いてね。雅彦の手術は成功したの。
でも頭に鉄骨が落ちた時、かなりのダメージを負ったらしく、今も意識が戻ってなくて」
意識が戻っていない……。
それを聞いて、全身の血液の温度が下がるのが分かった。
ふーっと雅彦の母が大きく息を吐く。
「今、集中治療室に入院してるの。家族の面会禁止なんだけど、環奈ちゃん、来てくれる?
親戚ということに病院にはしておくから。呼びかけてくれたら、目を覚ましてくれるかもしれないから」
「行きます」
環奈は即答していた
雅彦の母の声が疲れ切っており、か細い声だった。
「おばさん、雅彦は、雅彦は大丈夫なんですか?」
環奈はスマホを握りしめながら、もどかしい思いできいた。
「落ち着いて聞いてね。雅彦の手術は成功したの。
でも頭に鉄骨が落ちた時、かなりのダメージを負ったらしく、今も意識が戻ってなくて」
意識が戻っていない……。
それを聞いて、全身の血液の温度が下がるのが分かった。
ふーっと雅彦の母が大きく息を吐く。
「今、集中治療室に入院してるの。家族の面会禁止なんだけど、環奈ちゃん、来てくれる?
親戚ということに病院にはしておくから。呼びかけてくれたら、目を覚ましてくれるかもしれないから」
「行きます」
環奈は即答していた

