復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ3〜

「先輩、うるさかったのは謝りますが、おれの彼女を女呼ばわりするのやめてもらえませんか?」

カラーコーンを地面に置いた雅彦が毅然とした態度で言う。

「はあ?口答えする暇があるなら、練習すれば?」

颯太が挑発するように、ニヤニヤしている。雅彦は両方の拳を握りしめていた。
どうしよう、と環奈がオロオロしていると、

「練習するの河本、お前のほうだろう」

通りかかった木村が助け舟を出してくれた。

「それと片付けまでが朝練だ。練習も片付けも手を抜くから、レギュラーから外れるんだぞ。後輩に八つ当たりしてないで、しっかり自分を見つめ直せ」

木村は熱っぽく語りかける。
手ぶらで片付けなどしていないことは明らかな颯太は、苦々しそうな顔をして、そのまま去っていった。

「困ったもんだな」

木村はため息をつき、歩いて行った。