しばらく私たちの間に重い空気が流れる


それを破るように
准くんが口を開いた


「指輪以外ならなんでも
買ってやるからさ」


「…うん、わかった
ありがとう」




なんで、そんな物分かり
いいふりするのよ


本当は納得なんかしてないくせに


そんな自分が嫌になる