「私、二ノ宮くんのこと好きなんです!! だから……結城さんには絶対負けませんっ!!!」 私の瞳をまっすぐ見つめてそう言ってから、ツインテールをなびかせて走っていく女の子。 これは…… 宣戦布告、だろう。