キャプテンが昔よく柊にやっていたように、柊の頭を抱え拳で頭をぐりぐり撫で回した。

「ちょっ!
痛いって!!やめてくださいよ!」

「いやぁ、お前やっぱ見た目も言うことも気持ちもイケメンだったな!

本当に高校の時に言ったとおり、ずっと高山を守って大事にしてるんだな」

キャプテンの言葉に私は目を丸くする。

「高山、お前高校の時から片瀬に大事にされてたんだぞ?

こいつお前にベタぼれだったからな」

と歯を見せて豪快に笑った。