結局俺と夏生はデキ婚というやつで、チャラいと思われていた俺は回りから

「遊び人がついに年貢の納め時か」

と冷やかされたが、俺たちが実はとんでもなくピュアで清い関係だったことはここにいる四人だけの秘密だ。

そう思って信頼していた香田は、俺を裏切って安定期に入って挙げた結婚式の二次会で、ペロっと俺の忍耐の八年を暴露した。

それ以来…俺は "神"(ゴッド)と命名されている。

やっぱり香田は生意気だっ!