「ちょっと……」

響は首筋にキスをした。

次は頬、おでこ、髪。

恥ずかしい。

それに、響の唇が触れたところが熱い。

「赤くなって可愛い」

頬をツンツンされた。

もう、いつもの響に戻ってよ!!

「わっ!」

響にお姫様だっこされた。

ベッドに降ろされると、響は跪いた。

そして、あたしの手にキスした。

「何……するの?」

「華が可愛いから悪いんだよ」

押し倒された。

響と目が合うと息が出来ないぐらいドキドキした。