響の秘密基地に行った。

やっぱり汚れてる。

前も思ったんだよね。

少し掃除が足りないって。

うきうき磨いていると、茂みから何か出てきた。

「き、きゃあ!!!」

「うわぁっ!!!」

落ち着いてみると、響だった。

ま、まずい……。

「なんでお前が掃除してるんだ!?」

「や、やりたくて……」

「ダメと言ったらダメだ」

そんな…。

響はにやっと笑った。

何か企んでるな。

「じゃあさ、特別な仕事やるよ」

特別な仕事?