「響!!」

「……朝からうるせぇな」

響はいつもより早く起きていて、制服を着ている最中だった。

「きゃっ!裸見せないで!」

「お前が勝手に入ってた来たんだろ?それに、裸じゃねぇし」

響は上半身裸だった。

あたしにとったら、それは裸の部類なの!!

それにしても、すごい筋肉。

やっぱ男子なんだな。

「なに、まじまじ見てるんだよ」

「み、見てないしっ」

「どうせ、運動もろくにしてないのにすごい筋肉とか思ったんだろ?」

ほぼ当たってる…。

「早く着替えてよ!!」

「お前のせいで時間が遅くなったじゃん」

知らないわよ。

「ほら、行くぞ」